なんでもかんでも一方通行

どっかのオタクがお気持ち表明してたり感想書き連ねてたり。

井上ほの花さんのイベントに潜入してきた

潜入といっているが別に黙ってこっそり入ったわけではない。

これは、ただまだ「井上ほの花さんのオタク」と名乗るには程遠い人間が、フラっとやってきた感じの記録。


レトロ喫茶井上ほの花 〜乾杯はクリームソーダで♪〜に参加してきた。
自分は井上ほの花さんのオタクではなかったのだが、仲の良いオタク井上ほの花という人物にさんざん狂ってるさまを見てきたので、いつからか番組を追うようになり、本人のインスタやTwitterもちょいちょい見てたので、イベントがあるなら行こうかなという軽いノリで行った。

チケット叩きは壮絶に壮絶を極めた。このへんは何故か岩手でチケットを買った記事を見てほしい(見なくていい。)

このイベントの特徴はチェキを撮るのもそうなのだが、2枚撮影して本人が片方持ち帰るという点だ。

 

 


井上ほの花さんがオタクの顔と名前を一致させたい、何か記念になるものがほしいという理由で毎回実施しているという。
俺もツボミシンフォニーで培った女性声優との接近戦場数を活かしてほーちゃんと良いチェキ撮ったるで!と気合を入れていた。

 

看板の色合い的にラーメン屋か雀荘にしか見えない会場だな・・・


せっかく来たので、アクリルスタンドとペンライト、コップを買う。


アクリルスタンドがデカすぎておもろかった。比較対象として隣に何故か飯塚麻結がいるのは気にしないでほしい。

 

 


なぜか最前なので、緊張した面持ちで開演を待つ。

 

開演

オープニング映像、セーラー服を着た井上ほの花さんが「井上ほの花、17歳です♪」と言ってスタート。(おいおい)
コンセプトにもあるレトロ喫茶のとおり、昭和風の編集で高校生→昭和風アイドル→喫茶店のウエイトレスと様々な映像が流れる。
途中クスッとするシーンもあり、映像が終わると早速カラオケが始まる。
1曲目は全力クリームソーダ
曲に合わせて緑色に振る。というか距離近すぎだろ。エグい。水色のウエイトレス風の衣装でポニーテールの井上ほの花さんが目の前で歌ってる。目元キラッキラだし、すごい。マジでなんの前知識もなく来ちゃったけど、大変なことが起きそうだぞこのイベント。

ほ「クリームソーダで乾杯にようこそ!」
オタク「???」
ほ「乾杯はクリームソーダで?」
オタク「そうそう!」

そしてクリームソーダで乾杯。

最初のコーナーはオリジナルパフェを作るコーナー
乗せる食材に右左の選択肢が出され、ほーちゃんは見えない状態で客席の拍手の大きさで決めていく。全6回。
ちなみにホイップクリームはデフォ。
最初はコーンフレークとポップコーン、これは拍手がポップコーンは0でコーンフレークが100だった。
順番バラバラだけど、次が日本のアイスか海外のアイス。これは五分五分の結果両方乗せることになるw
みかんか桃では、若干みかんが優位に。
ポッキーかみたらし団子も拍手の大きさが五分五分の結果両方になり、
カラースプレーとチョコソースではカラースプレー、
最後さくらんぼか梅干しではもちろんさくらんぼになったのだが、梅干しの拍手の数もまあまああり、後でそれを知ったほーちゃんが「危なかった〜!」と焦る。

食材決めが終わり、運ばれてくる数々。
たまにさくらんぼなどをつまみ食いしだしてかわいい。

アイスをまずドンとパフェグラスに放り込んでコーンフレークを注ぐ。
テーブルにこぼしてしまい、テーブルがきれいなことを信じてつまみ食いw

そのあとにカラースプレーを投入して客席から(今!?)の空気になるw
ほ「カラースプレーは絶対外せないの!」
なおカラースプレーもこぼしちゃう模様。

みたらし団子はぶっ刺しかけたけど、2個くらい食べたあとにスプーンで小分けにして乗せてた。俺が(焼き鳥の要領で小分けにしたら?)ってジェスチャーをしたら多分それ見てくれた。
ほ「白玉が乗ってるパフェって高級感あっていいですよね!」

そしてみかんとかアイスをいい感じに乗せたあと、さくらんぼをこれでもかと乗せる。
最後にカラースプレーをまた振りかけて完成!

そして実食へ。
ほ「これ絶対みかんまでたどり着かないよね」
と言いながらアイスを一口食べたあと余ってる方のコーンフレークとかみかんを食べだしておもろい。

さくらんぼをそのまま食べて、「あれ?種は…」と思ってたら案の定口の中に残ってるので、それならいっそと4つくらい食べてから一旦捌けていった。自由やな〜

パフェづくりコーナーが終わり、歌唱パートへ。
レトロ喫茶のコンセプトの元、赤いスイートピー瑠璃色の地球、そしてピンクレディーUFOを歌唱!
普通に俺も知ってる曲で良かった〜!
てか、歌うますぎて椅子ごとひっくり返るかと思った。

UFOは振り付け付きで歌ってて可愛かった。いや、本当にかわいい踊りだった。この目に焼き付けた眼球は永久保存版だろう。

ほ「小さいときによく聞いてたから〜」
に世代ちゃうやろ!という空気にw

次のコーナーはIGG(いちご ゲット ゲーム)

6つのお題をクリアして、イチゴを最大6つGETするコーナー。

 

最初は早口言葉に挑戦。

今日のソーダはメロンレモンマロンみたいな結構長い文章だったが、見事一発でクリア!

 

トーク力チャレンジでは3分間で客席から「へ~」「お~」という反応が返ってきたらクリア。

ピーターパンの話をしていたけど、起承転結がしっかりしていて「おお~~~~」が出た。

 

あなたはラッキーほの花はハッピーでは、あたりとはずれが五分五分のルーレットに対し、ラッキーなオタクがストップ!と発し当たればイチゴゲットでほの花はハッピーという運だめしコーナー。

2人オタクが選ばれるも、2回ともハズレ・・・

既にイチゴはもらえないのだが、試しにほーちゃんがストップと言ってみたらなんと成功。つまり井上ほの花さんがラッキーでハッピーってワケ。

 

記憶力チャレンジでは文章を暗唱できるか挑戦。

お母さんただいま~♪

うふふ、今日は母の日でしょう?

ママいつもありがと~♡

みたいな文章だった。30秒間で身振り手振り使って覚えようとするほーちゃんがかわいい。

ほ「お母さんが途中からママになるの難しくない?」

そしていざ!

 

ほ「お母さんただいま~♪おかえり~♪」←!?

 

失敗!

 

ほ「ママにイチゴ買ってもらいます」

 

演技力チャレンジでは2つカードを引いてその役になるエチュード

なんと引いたカードは地雷系JK・・・!お水を飲んで声を整え果たして何と言うのか・・・

 

本気で好きだって言ったじゃん!
どんな事だってするよ!
悪いとこがあったら教えて?
ねぇ?ねぇ?
なによ!
人が真剣に話してるのに
電源切ってよ。
私の気持ち知ってて口説いたんでしょ?
そうよね?好きなのよね?
そう ギュッとして!抱きしめてよ~!

モー娘のシャボン玉の歌詞を地雷系JK風に言い、昇天。

Jirai KeiでどっちもJKってね・・・

 

というわけで無事イチゴを何個かGET(チャレンジは6つだったはずでは?)。

ほ「皆さんは好きな品種とかありますか?私はスカイベリーが好きです!」とのこと。

イチゴを食べたら果汁があふれてスカート部分に垂れてしまい、水色のドレスに一閃の赤い汁が!

ほーちゃんも「事件~」「マネージャーさんごめんなさい!」と苦笑いしながら捌けていった。

戻ってきたら拭かれてたけど、「チェキまでには乾くでしょう!」と意気込んで再開、再びカラオケパートへ。

 

My Heart 言い出せない, Your Heart 確かめたいを歌唱。これはそうですね、お母様が出演されていたアニメですね・・・

次は「最近の曲」ということで、アイドル。難しそうだったけど、終始とても良かった!

次は何だろう…と思っていると、気まぐれロマンティック!俺もこの曲好きや!

どうやら前回のイベント(4年以上前)の最後に歌った曲がこれとのこと

(なお客席から本当に最後だったのは違う曲との声が上がっていた)

ほ「え~、でもそのつもりで選んじゃいました!」

 

楽しい時間もあっという間で、そろそろ最後の曲…

 

ほ「そうそう、告知があるんですけど!」

オタク「おおおお!?」

ほ「SNSを見てください!」

 

歌い終わったらそのまま捌ける感じっぽいので、伝えたいことを話し始める。

「会場にこうして来てくれることって当たり前じゃないこと、遠くから来てくれた人もいると思う、本当にありがとう!」

「キャラクターから入ってきた人は素の私を見てびっくりしたかもしれないし、全然違うじゃん!ってなったかもしれないけど、これが井上ほの花です!」

「皆さんの時間を切り取った時に一瞬でも楽しいって思えたら嬉しいです!」

 

なるほど、井上ほの花さんのこと、ちょっと分かってきたかもしれない・・・

そして、映画らくだい魔女の主題歌で自身がCVを務めるフウカの曲、ときめきの風に乗ってを歌唱する。

申し訳ないのだが、俺はまだ井上ほの花さんの出演作品などを詳しく知らない。しかしどうやらこの作品と楽曲にはすさまじい文脈が乗っかっているらしく、分かりてのオタクは心の底からガッツポーズをかましていた。

こういう空間って素敵だと思う。

プロジェクターも閉じられ、ステージには井上ほの花さんとそれを灯す照明があったんだけど、後ろに映る影に目を奪われた。いやもちろん井上ほの花さん本人も素晴らしいんだけど、揺れるポニーテール、ウエイトレスのドレス姿、片手でマイクを持って歌うその影はまさに、蒼き歌姫であった。心が洗われた瞬間であった。

 

 

アンコールに応え、再度登場。

八月のシンデレラナインで始球式を務めるという告知から。

ハチナイターの始球式に登板させていただきます!!
緊張でぐるぐるします😇が!ドアラさんの「なにかしら頑張ろう」を胸に精一杯頑張ります⚾️🌻
うわぁ〜!!どきどきだ〜😳 https://t.co/ohWwOnshtS井上ほの花 (@inoue_honokuma) 2024年4月18日

そして一瞬「ハチナイの曲か!?」という空気になるも「違うの~ごめんね~」ということで、じゃあなんだとなり「作品は違うけれど、そういう系の曲を…」と言い出し、俺は個人的に「え!?燃えよドラゴンズ!?」と思ったが当然そんなわけはなく、大方の予想通りタッチだ。

今回の選曲はやっぱレトロ喫茶なので、予習なしでも十分楽しめた。

ノリノリになれて良かった。最前列で気持ち悪い顔になっていなかったかだけが心配だ。

 

というわけで和やかなムードのまま終わり、特典会へ。

もちろんイベント本編も面白かったけど、この終始緩やかな雰囲気が良かった。

100人前後はいたかな?この距離感で、とっても近くて、手作り感のあるイベントで楽しかった。

 

トイレに並んでたら導線的にその先が事務室だったらしく、目の前を井上ほの花さんが通り、思わず直立不動になってしまった。なおその後それよりも近い距離になれるとはいざ知らず・・・。

 

1時間半ほど待ち、会場内の人数も減ってきたところで、いよいよご対面である。

俺の前では誘ってくれたみしやまが手を震わせながらリストバンドを手首にはめていた。俺あそこまで手を震わせる人間初めて見たかもしれん。

 

そして俺の番へ!

俺「は、はじめまして~(プレゼントを渡す)」

ほ「はじめまして~、あ!一番前にいた人?」

俺「そうです!」

ほ「やっぱり~!」

そして1枚目は普通にピースで撮ったのだが・・・

ほ「ピースで良かったですか?」

俺「じゃあ、ハートで(手で片方ハートを作る)」

ほ(手の位置が高すぎたのか親指を触って胸の下らへんまで下げてくる

俺 !?!?!?!?!?!?!?

 

俺「ア、アノ、みしやまさんの友達です、、、」

ほ「あ~!えっとお名前は?」

俺「とばつるデス、、、」

ほ「Twitterとかでよく見るよ!ありがとう!」

俺「今日誘われてきたんですけどすっごく楽しかったデス、、、」

ほ「やったー!これからも応援してね~✊」

俺「いえーーーい!!!!」

 

 

ピースした最初の方を献上し、ハートの方を持ち帰らせていただいた・・・

 

なんだったんだあの聖人は・・・

なんだったんだあの女神は・・・

なんだったんだあの時間は・・・

 

俺は、井上ほの花という人間を、知らなすぎた────────────。

 

凄い人だった。なんというか、もう、すごい。

今まで人伝に聞いて番組だけ見ている姿ではわからない、このイベント、そして接近戦でしか分からない井上ほの花がそこにあった。

俺はとんでもないところに来てしまったのかもしれない・・・

 

会場に入る時に何の気なしに見ていたこのビジョンも見方が変わってきた。全力で土下座したい気持ちだ。いや別に謝ってるわけじゃないんだけど。

 

 

フラスタも凄かった、色んな作品と人に愛されているんだなあ。

 

 

その後、ありがたいことに井上ほの花オタクの打ち上げにお誘いいただき、クリームソーダで乾杯してきた。それにしてもアクリルスタンドがデカい。

 

全体的な感想として、新鮮な気持ちになれたと思う。

誰だって「はじめまして」のイベントというのはある。会沢のときはフィクボだったし、梅澤のときは…なんだっけ。YATTEKURUかな。そういうイベントには今までも行ってきたが、ある程度の関係値というか、人となりが分かって行ってた。

今回は井上ほの花さんのことがまだそんなに理解っていなかったし、「とりあえず行ってみよう」という軽いノリだったので、ここで得た満足感はとても大きなものになった。普段あまり新規開拓をしない俺がここまで感動してしまった。

井上ほの花さんって、こういう人なんだ!」という大きな感情を抱き、俄然興味が沸いたし、人々に愛される理由が分かった。それを取り巻くファンたちも暖かいし、この会場全体が居心地の良い空間で、素敵なひと時を過ごさせてもらったという感謝が溢れてくる。

普通のイベントなら、「〇〇さん可愛かったな…」「〇〇さん面白かったな…」で完結するかもしれない。別にそれもいい。だが、この日のイベントは明らかに一線を画していた。明確にその先が見えた。これは、これからも応援していこう…と思える環境が整った。

 

井上ほの花さんとの出会い、

井上ほの花さんのオタクたちとの出会い、

これを大事にしていきたいと強く思った。

 

こちらこそありがとう。とてもステキな日になりました。

 

これからクリームソーダを飲むたびにこの日のことを思い出すだろう・・・